ETCカードを忘れても、一般利用に対応した出入口では、現地の案内に沿って通行・精算できます。ETC専用料金所やスマートICは経路を見直し、すでに専用料金所へ進入した場合はサポート表示に従ってください。気づいた場所ごとに、選ぶレーンと精算の手順を説明します。
ETCカードを忘れたら、一般レーンのある経路を選ぶ
入口に入る前なら、出発地に戻ってカードを取るか、ETCなしで通行できる出入口に変更します。ナビが示す経路にスマートICやETC専用料金所が含まれていないか、安全に駐車して確認しましょう。
一般レーンでは現地の案内に沿って止まる
ETCカードが手元にないときは、ETC無線通行を前提にしたレーンを選びません。一般利用に対応するレーンを選び、標識や係員の案内に従って停止します。「ETC/一般」と表示されている併用レーンでも、一般利用の場合はそのまま走り抜けず、表示を確認します。
入口で通行券を受け取る方式では、券を取って出口まで保管します。路線によっては入口側で料金を支払う方式もあるため、入口では必ず券が出ると思い込まず、機器や係員の指示に従ってください。詳しい案内はNEXCO東日本の通行料金の支払方法で確認できます。
スマートICやETC専用料金所は経路から外す
スマートICはETC専用のインターチェンジです。一般レーンがあると見込んで向かうと、経路を組み直すことになります。通常のICでもETC専用になっている場合があるので、出発前に入口と出口の両方を道路会社の案内で確認してください。
例えば往路の入口に一般レーンがあっても、予定した出口がETC専用なら、入口の確認だけでは足りません。ナビの経由地に一般利用に対応したICを設定し直し、帰りも同じ条件で利用できるか見ておくと、現地での変更を減らせます。
ETC専用料金所に入ってしまった場合の対応
ETC専用料金所は有効なカードを挿したETC車向けです。カードがないと分かった時点が、料金所に入る前か、すでに入った後かで対応が変わります。
サポート表示に従い、係員と連絡を取る
すでにETC専用料金所に進入した場合は、サポート表示のあるレーンに進み、一旦停止して現地の案内や係員の指示に従います。NEXCO東日本のETC専用料金所案内では、カード未挿入などでETCを使えない場合の対応を掲載しています。
停止後は、カードを持っていないことと、入口か出口かを伝えます。入口からの通行券や領収書を持っていれば、係員に提示できるよう手元に置いてください。サポートレーンは現地での案内を受けるためのもので、一般レーンと同じ支払い方法がいつでも使えると考えず、指定された方法に従います。
後退や走行中の操作は避ける
料金所でレーンを間違えても、自己判断で後退したり、隣の車線に移ったりしないでください。カードが見つかった場合も、走行中やゲート直前に挿し込まず、すでにレーンに入っているなら現地の案内に従います。
ETCカードを携行していたのに挿し忘れた場合と、自宅などに置いてきた場合では、次に取れる行動が違います。安全な場所に駐車できる段階なら、手元のカードを確認し、期限内であれば機器の案内に従って準備します。出発時の確認は駐車時と出発前のETCカード管理でまとめています。
出口での精算は入口の通り方を伝える
料金を精算するときは、どの入口をどの方法で通ったかを伝えます。入口で受け取ったものと、出口で利用できる支払方法を分けて確認しましょう。
通行券がある場合は出口で券を提示する
入口で通行券を受け取ったら、出口の一般利用に対応するレーンで、係員や料金精算機の案内に従って券を提示または挿入します。通行券は利用区間を確認するためのものなので、途中の休憩や支払いのレシートと一緒に捨てないよう保管します。
現金や通常のクレジットカードを使える精算機もありますが、設置場所や利用できる手段を確認しておくと安心です。NEXCO東日本の料金精算機・支払方法の案内で対象を確認できます。クレジットカードを車載器に挿してETC無線通行することはできません。
入口でETCを使ったのに出口でカードがない場合
入口でETC通信をした後にカードが見当たらない場合は、出口でその事情を係員に伝えます。入口料金所の名前、通過したおおよその時刻、車両の情報を把握しておくと説明しやすくなります。入口で使ったカードと別のカードに差し替えて通行を続けないようにしてください。
同じ通行の入口と出口で使用するカードの扱いは、ETC総合情報ポータルサイトの導入手続き案内にも説明があります。カードをなくした可能性がある場合は、安全に停車できる場所で発行会社への連絡も進めます。
通行後に未精算へ気づいたら道路会社に連絡する
料金所を通過してから適正に課金されていない可能性に気づいた場合は、利用区間を管理する道路会社に確認します。NEXCO中日本の事後精算案内では、料金所名や日時などを用意して連絡するよう案内しています。
すでに支払ったかもしれない場合は、受け取った書面や利用区間を整理し、同じ通行について重複して払わないよう道路会社に確認してください。カードの明細だけでは、表示の遅れと未精算をすぐに判別できない場合があります。
ETCなしで移動する前に確認したいこと
経路と支払い手段を決めておけば、カードがないと気づいた後も落ち着いて対応できます。旅行や帰省では、同乗者と通るICや支払いの担当を共有しておきましょう。
割引は支払手段と適用条件を確認する
ETCを利用しない通行では、ETC無線通行などが要件になっている割引を通常どおり受けられるとは限りません。予定していた割引料金と実際の請求額が異なることを考慮して、公式の料金検索や利用条件を確認します。
| 気づいた場面 | 次に行うこと |
|---|---|
| 出発前 | カードを取りに戻すか、一般利用できる経路を確認 |
| ETC専用料金所に進入後 | サポート表示に従い、停止して係員に相談 |
| 通行券を持って出口に到着 | 一般対応レーンで券を提示して精算 |
| 通過後に未精算が判明 | 通過日時と区間を控えて道路会社へ連絡 |
手持ちの支払手段で精算できないときは申し出る
現金が足りない、持っているカードを使えないなど、料金所で支払えないときは、その場で係員に申し出ます。例えばNEXCO東日本の未納金案内では、所定の手続きを行ったうえで、道路会社が指定する期限と方法で支払うよう案内しています。
支払いについて書面を受け取ったら、対象となる通行と支払期限を確認し、完了するまで保管します。区間によって案内や精算手段が違うため、別の道路会社で使った方法をそのまま当てはめず、受け取った案内に沿って対応してください。
特に事後精算の案内を受けた場合は、別の支払先に送金せず、書面に記載された道路会社の窓口に確認すると安心です。


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