全国銀行個人信用情報センターの本人開示は、加盟金融機関の借り入れや支払状況など、センターに登録されている本人の情報を確認する手続きです。インターネット開示はマイナンバーカードやSMSを使い、本人確認後に手数料を支払い、準備完了の案内から報告書を受け取ります。2026年10月30日確認の公式情報を基に、準備、処理待ち、ダウンロード期限を説明します。
銀行の信用情報はセンター本人開示で確認する
全国銀行個人信用情報センターはKSCと呼ばれることもあります。銀行窓口での残高照会とは違う制度として確認しましょう。
銀行ローン等の登録内容を本人が確認できる
加盟する金融機関からの借り入れの内容や支払状況について、現在どのように登録されているかを確認できます。銀行の通帳やカード明細で取引を確認することとは別に、信用情報としての登録事実を見る手続きです。
本人開示は、住宅ローン等の審査に通るかを事前保証するものではありません。センター自体は審査業務を行わず、審査結果の理由も特定できないと案内しています。審査結果の説明を得る目的と、登録内容を確認する目的を分けて利用してください。
CICやJICCの登録情報は別に申し込む
センターの本人開示では、提携機関との交流対象情報を確認することはできません。CICやJICCの情報も含めて一度に全部取り寄せられる、と考えないでください。調べたい契約先がどの機関へ登録するかを確認します。
カード等の契約でCICを確認したい場合はCICのスマホ開示方法を参照できます。別機関へ開示すると、それぞれの手数料と本人確認手続きが必要になります。最初からすべての機関へ申し込むのではなく、確認したい契約と情報を整理すると無駄な手続きを避けやすくなります。
オンライン開示の前にメール・SMS・本人確認を準備
PCから進める場合も、本人確認やSMSを受けるための端末が必要です。PCだけで最後まで完結すると思い込まず、使える機器を用意します。
メールアドレスは途中で変更できないため先に確認する
手続きで使うメールアドレスは、申込案内、支払い、報告書の準備完了などの連絡に使われ、途中変更はできません。今後もしばらく確認できる本人のアドレスを登録し、受信状態を確かめてください。
申込後にメールが見つからない場合は迷惑メールフォルダーや受信制限も確認します。同じ申込を繰り返す前に、すでに受付されているかを整理しましょう。メールを受け取った日付は、後のダウンロード期限にも関わるため、案内を削除せず管理してください。
入力内容はマイナンバーカードの電子証明書と合わせる
氏名、住所、電話番号等を入力し、SMSで認証します。入力内容はマイナンバーカードの電子証明書と一致している必要があるため、転居や改名後はカード側の情報も確認してください。古い住所のまま進めないようにします。
公的個人認証には、NFCに対応するスマートフォンと専用アプリが必要です。端末の対応や必要な準備はセンターの公式開示手順で確認します。別人のカードで本人確認を代用したり、家族の情報を本人になりすまして調べたりする手続きではありません。
受取時も申込時と同じ電話番号でSMS認証する
報告書をダウンロードする際も、申込時と同じ電話番号によるSMS認証を使います。申込時だけ一時的に借りた番号を使うと、後の受取に対応できないおそれがあるため、継続して自分で受信できる状態を確認してください。
手続き中に電話番号や端末を変える予定があるなら、先に必要な受取方法を公式窓口へ確認しましょう。メールが届いてもSMSを受けられなければ、案内どおりに進めない場合があります。メールアドレスと電話番号は、それぞれ役割の異なる確認手段として管理します。
本人確認後の手数料は800円、決済方法にも注意
申込入力と支払いは同時に終わるとは限りません。本人確認が済んだ後に、手数料の支払いに必要な案内を受け取る流れです。
2026年4月以降のネット開示は税込800円
インターネット本人開示の手数料は、2026年4月1日以降の対象申込で税込800円です。旧料金1,000円や郵送の利用券の料金と混同しないでください。料金改定は全銀協の公式告知で確認できます。
支払いは本人確認後に案内されたURLから行います。カード・デビットカード、PayPay、キャリア決済などの対応手段は公式ページに掲載されています。申込を進める前に利用できる支払方法を確かめ、手数料を払った段階と報告書の受取完了を分けて確認しましょう。
キャリア決済はWi-Fiではなくキャリア回線を使う
キャリア決済を選ぶ場合は、Wi-Fiを切ってキャリア回線で利用する案内です。Wi-Fi接続では決済先でエラーになり、最初から申込をやり直す必要があるとされているため、決済へ進む前に接続状態を確認してください。
一方、カードで支払う場合は、対応するカードと必要な認証の準備を確認します。他の決済方法の注意点をそのままキャリア決済へ当てはめないようにしましょう。エラーになったときは、支払済みなのか、決済前に止まったのかを確認してから次の操作を判断します。
オンラインでも即時開示ではない
公式ページは申込増加による遅延を案内し、即時の開示はできないと明記しています。本人確認までと、手数料支払い後のセンター処理の両方で時間がかかる場合があり、支払えば数分で結果が出るとは限りません。
ローン等の申込予定があっても、当日取得を前提にせず余裕を持って準備します。速く結果を得るために重複申込を繰り返すより、受付の段階、支払いの完了、準備完了メールの有無を順に確認してください。最新の処理状況は申込時に公式案内で見直しましょう。
報告書は案内から10日以内、申込から1カ月以内に取得
準備完了のメールを受けたら、先延ばしにせず報告書を取得します。二つの期限がある点が重要です。
受信後10日以内でも申込から1カ月を過ぎると取得できない
ダウンロードURLの案内を受けてから10日以内に取得する必要があり、この日数には土日祝日を含みます。さらに申込情報は申込日から1カ月後に削除されるため、案内後10日以内でも、その1カ月を過ぎるとダウンロードできません。
| 記録しておく日付 | 確認すること |
|---|---|
| 申込日 | 1カ月後の申込情報削除 |
| 手数料支払日 | 支払い後の処理待ちか |
| 取得案内の受信日 | 土日祝日を含め10日以内の取得 |
取得後はファイルを開いて内容が読めるかを確かめ、安全な場所へ保存します。メール本文だけ残して、報告書自体は未保存という状態にしないでください。
登録内容に疑問がある場合は報告書を基に確認する
事実と異なると思う情報がある場合は、登録した金融機関やセンターへ確認します。センターの異議申立て等には開示日から2カ月以内という案内があるため、必要な場合は早めに公式の苦情受付手続きを確認してください。
事実である情報を希望だけで訂正できる制度ではありません。どの契約のどの項目が、何と比べて違うかを整理し、契約書や支払い記録をそろえます。報告書はプライバシーに関わるため、確認を頼む際も公開の場所へ全文を貼らず、公式窓口で必要な範囲に限って扱いましょう。


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