クレジットカードを解約したあとに請求が届くと、「もうカードは使えないはずなのに、なぜ?」と不安になることがあります。
ただし、カードの解約はそれまでに発生した利用代金や、カードを登録していたサービスとの契約まで消す手続きではありません。解約後の請求では、まず「解約前の利用分」「継続払い」「未払い残高」を分けて確認します。
解約後に請求が来る主な3つの理由
| 理由 | 確認すること |
|---|---|
| 解約前の利用分 | 解約前に買い物・サービス利用がなかったか |
| 継続払い | 公共料金・携帯電話・保険・サブスク等に旧カードを登録したままではないか |
| 未払い残高 | リボ・分割・キャッシングなど、支払い途中の残高がないか |
参考:JCB|カードを退会したのに請求があるのはなぜですか?/三井住友カード|カードを退会(解約)しましたが、請求があります。なぜですか?
①解約前に利用した代金があとから請求されている
カードを解約する前に利用した代金は、解約後でも請求されます。
店舗からカード会社へ売上データが届くまで時間がかかると、利用日が解約前でも、明細への反映や請求が解約後になる場合があります。
三井住友カードも、退会前の利用について、店舗から利用データが届く時期によって退会後の請求になる場合があると案内しています。
②公共料金・サブスクなどの支払い方法を変更していない
カードを解約しても、電気・ガス・携帯電話・保険・動画配信サービスなど、各サービス側の契約が自動的に解約されるわけではありません。
JCBは、毎月発生する料金の支払いに退会したカードを設定している場合、変更手続きが完了するまで請求が続くと案内しています。三井住友カードも、契約会社へカード退会の連絡をしていない場合は退会したカード番号に請求が発生することがあるため、支払い情報の変更手続きを案内しています。
- 携帯電話料金
- インターネット回線・プロバイダー
- 電気・ガス・水道
- 保険料
- 動画・音楽・クラウド等のサブスクリプション
- 定期的な会費・サービス料金
③リボ・分割・キャッシングなどの利用残高が残っている
カードを解約しても、すでに利用した代金の支払い義務がなくなるわけではありません。
JCBは、ショッピング1回払い、リボ払い、分割払い、ボーナス払い、キャッシングなど支払いが済んでいない利用残高がある場合、支払い完了まで請求が続くと案内しています。
三井住友カードも、リボ・分割・キャッシングリボなどの残高がある場合は、退会後も引き続き請求されると案内しています。
まず明細の「利用日・金額・利用先」を確認する
解約後の請求を見つけたら、次の順番で確認します。
- 請求の利用先名を確認する
- 利用日・金額を確認する
- 解約前の買い物・契約に心当たりがあるか確認する
- 継続課金サービスの契約画面を確認する
- リボ・分割等の残高を確認する
明細上の店名が実際に利用したサービス名と異なる場合もあります。店名だけで身に覚えがないと判断せず、利用日・金額・注文履歴も照合してください。
継続払いは利用先へ支払い方法変更を依頼する
公共料金・携帯電話・サブスクなどが原因だった場合は、カード会社ではなく、原則としてその契約先で支払い方法を変更します。
新しいカードへ切り替える場合は、新カード番号・有効期限等を登録します。口座振替など別の方法へ変更する場合は、利用先の案内に従ってください。
心当たりがない請求はカード会社へ確認する
利用日・金額・利用先、過去の契約を確認しても心当たりがなく、不正利用の可能性がある場合は、カード会社の公式窓口へ確認します。
検索結果に表示された広告やSMS内の電話番号ではなく、カード会社の公式サイトや公式アプリから問い合わせ先を確認してください。
まとめ|解約後の請求は過去利用・継続払い・残高を確認する
- 解約前の利用分は解約後に請求される場合がある
- カード解約だけではサブスクや公共料金の契約は終了しない
- リボ・分割など未払い残高は支払い完了まで請求される
- 利用日・金額・利用先を明細で確認する
- 心当たりがない場合はカード会社の公式窓口へ確認する
「カードを解約した=今後の請求がすべてゼロになる」ではありません。何の請求かを分けて確認し、継続払いなら契約先、心当たりのない利用ならカード会社へ確認しましょう。


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