初心者のためのクレジットカードの選び方
①自分の信用情報を確認する
クレジットカード初心者の方は、まず自分の信用情報を考える、または確認することから始めましょう。
信用情報とは、ローンの契約や借入、返済状況、クレジットカードの支払い状況、携帯料金の支払いの履歴などの個人における金融取引情報の記録です。
端的に言うと、これらの信用情報に傷が入っている場合には、新たなクレジットカードを作ることが困難になる可能性が高いです。
自分の信用情報は、自分自身で身に覚えがあるかないかにもよりますが、各信用情報機関に情報開示を求めることができます。
クレジットカード初心者の方ですでに信用情報に傷が入っているというのは、あまり考えにくいので必要性はないかもしれませんが、もし気になるというようなら信用情報機関に問い合わせて確認を取ってみるのも一つの手段です。
●信用情報機関の一覧
②何のために利用するかを考える
初心者の方はまず、クレジットカードを何のために利用するのかを考えましょう。
クレジットカードを利用するには何かしらの理由があるはずです。
「現金いらずで支払いが便利だから」「ポイ活に挑戦したい」「飛行機をよく使うからラウンジの利用特典を活かしたい」など、人によって様々な利用目的があるでしょう。
クレジットカードは、クレジットカード会社によって様々な報酬や特典が存在します。
自分にとって最適なクレジットカードを選ぶために、まずは自分自身の普段の行動から、クレジットカードを利用する目的を考えてみましょう。
③報酬や特典プログラムの有無
クレジットカードには、クレジットカード会社が用意した様々な報酬や特典があります。
特に、クレジットカードの支払額に対して数%付与されるクレジットカード会社独自のポイントプログラムでは、特定のお店で支払いを行った際に通常の数倍のポイントを得られるということもあります。
「コンビニでポイントが数倍」「カフェでポイントが数倍」「特定のネットショッピングでポイントが数倍」など、ポイントプログラムはクレジットカード会社によって多種多様です。
「毎日ランチで特定のコンビニを利用している」「週に3回特定のカフェに行く」「近所に〇〇があってよく利用する」など、各々のライフスタイルによって利用すべきクレジットカードは異なってくるので、初心者の方はまず報酬や特典プログラムを中心に自分に合ったクレジットカードを見つけるのが好ましいでしょう。
④基本のポイント還元率の高さ
クレジットカード初心者の方は、基本のポイント還元率の高さに着目してクレジットカードを選んでみましょう。
クレジットカード会社のポイントプログラムによるポイント還元率は、通常0.5%であることが多いですが、中には0.5%の2倍の1.0%以上のものもあります。
ポイント還元は、ざっくりと言ってしまえば、物やサービスが常に値引きされた状態で購入できることとほぼ同じです。
初心者の方は、基本のポイント還元率の高さを意識してクレジットカードを選ぶということも頭に入れておきましょう。
⑤年会費の有無
クレジットカードには、加入するのに年会費を要するものがあります。
特に、初心者の方でも耳にしたことがある、「ゴールドカード」のようなグレード(ランク)が高いクレジットカードでは年会費がかかることが多いです。
一方で、最もスタンダードな「一般カード」と呼ばれるクレジットカードの場合は、年会費が永年無料のものも多数存在します。
ゴールドカードのようなグレードの高いクレジットカードは、カード審査に通るかどうかの問題をはじめ、そもそも条件が厳しいものもあるので、初心者の方はまず最もスタンダードな「一般カード」に申し込むようにしましょう。
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